独白
ワ
ン
ク
ッ
シ
ョ
ン
☆
☆
……好きですよ。はい、好きです。悪いですか?最初は私より背の高い女性の方だと思ってたんです。
刀で戦ってる姿が綺麗 カッコいいなとも、正直に言うと好きなタイプでした。……私が同性愛者って訳ではないですからね?好きな人が女性だった、ってだけになりますから!!
妹扱いされてるのもわかってます! でもその守られる対象になってるのも悪くないな、って気持ちもあって――!!
何故かお姉ちゃんって呼びたくなります!!
え、誰も聞いてない?……はい。
交流会で猫さんと戦って猫耳が生えた姿もとても可愛かったです。ゆらゆら揺らしてて、その猫耳に触りたいなと考えたりしましたよ。流石に声には出しませんが。(可愛かったな……)
ああ 総力戦でも私は守られてしまいましたね、術式に頼り、自分自身を守る手段がない事を実感しました。結局夏油さんにも唯一の術式すら効きませんでしたが……はは、自信は無くしますが仕方ないですよね。
ブートキャンプも楽しかったです。みんなで修行をして、ご飯を食べて、大きなテントで寝ましたね。私はこっそり構築先輩の隣を確保しましたよ。ふふふ……転変先輩の恋心を測る為に利用されたりもあったけど、……そこはおちゃめさです。
猫さんとねこじゃらしで遊んでる姿もカメラに収めています!(というかこっそりよく撮っているというか……)
周りの人は重い恋バナをしてた記憶があります、私はゲームばっかしてましたね。……そこまで呪術師やっていける気はしないんです、父親に憧れて猛反対されても高専に来て、なのに逃げてばかりいて。
猫さんが暴走した時に大変でした…… あの後、疲れて先輩は私に服を貸して、そのまま寝てしまいましたが、私が配下に置いてる呪霊に二人乗りしたんです。
大人が3人乗っても広い呪霊なんですけど、先輩を寝転がせて乗せたら私が座るスペースしかなくて……意識はしました。
結局服は返せてないですね……
強くなりたい。
隣に、側にいたい、そう思ったんです。だから私は刀を振るい初めました。先輩の真似っ子ですけどね。
シン・陰流を習う時、一緒に稽古で貴方を独り占めできるのも良かったですよ。えへへ……
あ、強くなりたい気持ちもちゃんとありますよ!?嘘じゃないからね!!!
先輩があの呪詛師からの術式にかかったときの「優しい後輩がタイプ」って言葉、もし本当なら……ってのは自意識過剰かなあ? 忘れてください……
……灰原さんが殉職して、夏油さんも居なくなって……その、悲しい気持ちを二人で分けれたらなって。将来、呪術師を辞める事を聞いて なら私もやめるって。簡単に決めたんです。先輩自体は呪術界には残るみたいですけどね、私の場合は完全に辞めて、サポートにあたる形になるのかな?
その時しれっと同居の約束をしましたけど。私は本気と書いてマジですから、アレ。冗談でも拒絶されなかっただけ嬉しいです……、でもどうやって本気にさせるべきでしょうね。流れで……?
ああ 片想いなのはわかってます……